自律神経失調症、あなたは大丈夫?
自律神経失調症、あなたは大丈夫?
自律神経失調症は誰にでも起こりえます
「仕事が忙しくなって以来、しっかり眠りたいのに眠れない…」
「部署を異動したらお腹を壊してばかり…」
「最近、食事が美味しく感じられない…」
「人前で汗が噴き出す」
こういったことを経験した方、あるいは周りにこういった方をご存知の方もいらっしゃるのではないでようか?
ちょっとしたきっかけから起こる原因不明の体調不良は、精神的なものから自律神経に異常をきたしたものかもしれません。これは誰にでも起こりうることなのです。
自律神経をコントロールしている中枢は視床下部というところです。視床下部は自律神経、ホルモン、免疫系などを介して内臓の働きもコントロールしています。
脳が不安やストレスを感じると、この視床下部のすぐ上にある大脳辺縁系が、不安、恐怖、怒りなどの感情や、本能的欲求を生じる場所なので、この大脳辺縁系を介して視床下部に影響が及ぶと言われています。
例えば強い不安や緊張を感じると、視床下部を通じて交感神経が緊張させられ、動悸が起きたり冷や汗をかいたりするのです。
そういった負荷がかかった状態が続くと、交感神経と副交感神経の切り替えがうまく出来んくなります。
すると、眠れない、変な汗をかく、動悸がする、テンションが上がらない、食欲が出ない、などの症状が出てきます。
自律神経の不調をチェックしましょう
以下の項目で、該当するものがいくつあるかチェックしましょう。
□めまいや耳鳴りがよくある。
□立ちくらみがよくある。
□胸が苦しくなることがよくある。
□胸がザワザワする感じがよくある。
□心臓の鼓動をよく感じる。
□息苦しくなる時がある。
□夏でも手足が冷える時がある。
□食欲がない時がよくある。または食べても胸焼けしたり気持ち悪くなる。
□よく下痢や便秘をする。もしくは下痢と便秘を繰り返すこともある。
□慢性的な肩こり、肩が重い。
□手足がだるい、またはシビレが出る時がある。
□ちょっとした緊張で汗をたくさんかく。
□朝、起きて疲れている。寝た気がしない。
□気候や季節の変化で頭痛などが起きやすい。
□眠れない、または夜中に目が覚める。
□寝ても寝ても眠い。
□怖い夢をよく見る。夢をよく覚えている。
□喉に違和感があって、風邪でもないのによく咳が出る。
□大声を出したり、暴れたくなることがある。
□言いたいことがうまく言葉に出ない。
★0~1個・・・大丈夫です!
★2~5個・・・自律神経が少し不調ですね。不安要素があったり、お疲れ気味ではありませんか?
★5~7個・・・要注意です。これ以上悪化させないようにしましょう。また、早めに休養するなど無理をしないようにしましょう。
★7個以上・・・何よりも休養が大事です。できるだけ早く専門医などに相談することをお勧めします。
※上記テストはあくまで当院の見立てであり、診断するものではありません。
チェックが5個以上の方。すでに心身が相当ツライ状態ではありませんか?
ぜひ早めに当院にお越しください!
身体を「本来の状態」へと戻すことで自律神経が整い、症状は確実に改善していきます。
自律神経失調症の主な症状とは?
カラダに出る症状
慢性的な疲労感、だるい、めまい、偏頭痛、動悸、ほてり、不眠、便秘、下痢、微熱、耳鳴り、手足のシビレ、口や喉の渇きや不快感、頻尿、残尿感など
精神的な症状
イライラ、やたら不安になる、疎外感、無意味に落ち込む、やる気が出ない、憂鬱になる、感情の起伏が激しい、焦りを感じるなど